フリーランスで人事プランナー・コンサルタントとして仕事をすることは決めた後、仕事をする場所、いわゆるオフィスをどうするのかを早い段階で検討しはじめました。
在宅勤務 or 在宅外
一人ビジネスですから、パソコンなど必要なものがそろっていれば在宅勤務であっても全く問題はないです。自宅が広ければ、部屋一つを「仕事部屋」とすることもできるでしょう。これはあくまでも一般論。しかし、私の自宅(マンション)にはそんな余裕のスペースもあるわけでもない 😥 コンサルティングファームで働いていた時は、クライアントなどとの打ち合わせが無い時は、在宅勤務が認められていました。席がフリーアドレスで、そもそも社員数分の席がないという事情もありましたが(笑)・・・。何度か在宅勤務をした時にわかったこと。
いつ仕事を終わりにしていいのかわからず、ダラダラと続けてしまいがち
家だと「いつでも仕事が再開できる/止めることができる」と思うと、結果的にいつまでも休んでしまったり、食事も忘れてのめりこんでしまったり・・・とバランスがよくなかったです。私にとっての通勤時間は、オン・オフの切り替えをする時間帯だったようです。
しかも、私はテレビ番組鑑賞が好きなので、家にいるとほとんどの場合はテレビをつけています。だから、あまり仕事に集中できない傾向があることが判明(笑)。
オープンオフィス or シェアオフィス
そんな過去があったので、自宅外で仕事をするのが順当だと早い段階に結論が出ました。オープンオフィス(いわゆるフリーデスクのところ)か自分専用のスペースもあるシェアオフィスのどちらかにしようといろいろと検索してみました。↓こちらのサイトなどを参照しつつ。
その結果、わかったことや気づいたこと。
- 運営会社によって設備・金額(月額利用料、年会費の有無など)・オプションサービスなどが千差万別である。
- 「場所は都内ならどこでも・・・と思っていたけど、家から通いやすいところがいい」、「狭くても自分のスペースがあった方がよい」という自分の潜在的なニーズ。
- Webである程度はわかるが、実際に見てみないとイメージがつかない。
これは、家探しとほぼ同じじゃないか!
近年、このシェアオフィスビジネスに参入しはじめている企業が結構あります。もともとはフランチャイズ事業の立ち上げをおこなっている会社や、サービスアパートメント事業を展開したいる会社など、不動産業だったり、不動産業そのものではないにしても、そこに近い業界からの参入が多いように思えます。そのせいもあり、東京都内にはかなり多くのシェアオフィスがあります。
シェアオフィス巡り
シェアオフィスを決める=住所を決める=名刺に記載できる となるので、早めに決める必要があります。そこで、サイトなどをみて気になった6ー7つほどピックアップして、現地をみてみることにしました。事前予約のための連絡をするとたいていのところは、すぐに返信をくれ、予約日時の調整ができました。この辺もポイントの一つで、ファーストコンタクトに対するレスポンスが遅いところは多少気にした方がいいかもです。
1日に3件くらいまわった日もありました。担当の方もいろいろでした。
- 担当者にかなりの裁量があるのか、契約面など細かな調整事項でも即答で決定する。
- シェアオフィスの管理者が、運営会社自身ではなく別会社に委託しているところから派遣されているらしく、なにを聞いても伝聞形の回答しかもらえず、内容も紋切り型だった。
- 空いている(=契約するとしたら使用予定)シェアスペースをみせてもらったら、運営会社の物置きとして使われていて、管理会社の文房具や書籍がぎっしり置かれていた。←予約してから現地に伺うまで3営業日くらいはあったのだから、片しておけばよかったのに・・・。
- その会社にとっては初めてのシェアオフィスだから、オフィス内の設備などをゼロから開発しており、その経緯などまで熱く語ってくれた。
- 問い合わせの電話をした3時間後に下見に来たのに、びっくりするくらい自分にとって提案の内容が適切で、かつ、接客応対が素晴らしかった。
シェアオフィス内の設備やオフィススペースの広さといったことは当初から重要だと思っていました。たしかに、そのとおりではあったのですが、それ以外にも「(広いところも借りられないので)圧迫感のないスペース」であることや、「ビルそのものがあまりに古いと、耐震が不安」といった、見学したことで発生した要件や気づきもありました。
こうして、最初にシェアオフィスを見学しはじめてから1週間くらいで、あるシェアオフィスに決めて契約締結となりました。まだまだ、準備タスクは続きます・・・。