どこを本拠地にするのかを自分の基準で決める。シェアオフィスの契約を見直した結果

独立・起業
この記事を書いた人
Nagami@Aldoni Inc.

事業会社、コンサルティングファームの両面から人事に20年たずさわった経験を活かして独立。人事領域全般のコンサルティングを主な事業としているアルドーニ株式会社の代表。

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自分が入居しているシェアオフィスの契約更新判断時期が近づいてきており、「今回は契約更新を前提に考えています。」という内容で、以前記事にしたと思います。それ以降のことを書きます。

現状維持の予定だけど、気になるシェアオフィスの見学はするだろう
昨年9月から借りているシェアオフィスも、もうすぐ契約してから1年となります。諸般の都合で15ヶ月契約となっており、契約更新についての判断をする時がやってきました。契約終了日の3か月前までに、「契約更新.....

2つほど見学に行った

気になるシェアオフィスが2つほどあったので、先月中旬に両方の見学に行きました。そのため、現在のところも含め3つから選択することに。昨年独立する際は、1週間くらいの期間で6か所くらいまわったので今回はそれほどではないかも。

シェアオフィスにはいろいろあるので、自分なりの基準を設けて選ぼう
フリーランスで人事プランナー・コンサルタントとして仕事をすることは決めた後、仕事をする場所、いわゆるオフィスをどうするのかを早い段階で検討しはじめました。在宅勤務 or 在宅外一人ビジネスですから、パ.....

選定基準は、いわゆる「家賃」の金額も重要ですが、それと同じくらいに以下を基軸にしていました。(これも従前と変わらず)

  • ビルが古すぎるところは避けたい
  • 個人スペースは一人用のため狭い。それゆえ、すべて壁しかないスペースではなく、どこか一面はガラス張りか窓がほしい

1つ目は、写真ではわからなかったのですが「ビルが古すぎ」でした。複数フロア構成だったのですが、あるフロアは香港にあるドミトリーハウスのようなタイル張りの内装で、まさかのそのフロアのオフィスを提案されました(笑)。家賃も以前より高くなるため、その場でお断りをすることで終了。

意外な展開

2つ目は、最近新しくオープンしたところでした。きっと「それなりの価格」なんだろうと思ったので、どちらかといえば「納得して現状維持」という選択をするために訪問したというのが正直なところでした。

施設は新築だけあって立派。しかも、共有スペースやミーティングスペース/ルームが充実していて、これはすごいな・・・と思った。私があげた上記の選定基準もクリア。そればかりか、ミーティングルームも月3時間までは無料で、かつ、有料価格も比較的安い。さらに、実際の家賃をみせてもらったら・・・

今よりスペース広いところでも、今より安い!

ということが判明。それならば、ちょっと真剣にどのタイプのルームにするのか検討することにしました。その後、家賃は今より高くなるけど、前面がガラス張りで川(あまりきれいではない)が見える完全個室タイプのところを申し込み→審査も通過し→契約締結をしました。

ただ、現行のシェアオフィスの契約終了時期もあるため、実際に移転するのは12月。荷物もたいして無いのと、今のところから徒歩で10分弱の距離なので、引っ越しは簡単です。

慰留はほとんど無し

現在借りているところに「契約終了後に解約」と申し出たところ、「他を契約していなくて、価格面等の問題であれば再度上席と交渉しますがいかがでしょうか。」とのこと。契約更新の説明を伺った段階では、「価格交渉の余地があること」など全く言っていなかったのに、今さら何ごとかよと思い、「仮に価格などに調整可能領域があったとしたら、当初の段階でご提示いただければと思います。そのため、今改めての検討は考えておりません。」と返して終了。

次回の契約期間は2年で提案されていました。ただ、途中解約の概念が無いため(=契約期間中は使用状況に関係なく支払いが発生する)、ある種の「固定費」となってしまうことにも懸念+違和感を覚えていたので、終了することにしました。

上記以外にも、

  • ミーティングルームの価格がとにかく高い
  • 郵便物の受け取り対応にあり得ないミスが連発していた

という事実も、そっと私の決断を後押ししてくれました(笑)。

ちなみに新しいところは2か月前に伝えることで、解約も可能。独立当初は、しばらく使うから途中解約ができなくてもたいして支障もないだろうと思っていました。とはいえ、ある程度コントロールできる状況にしておかないと事業運営はできないだろうということを、2年目にして実感しました。

そういうわけで、12月にオフィス移転します。

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