今年も残すところあと数日となりました。年初に「今年、事業としてやっていきたいこと」と「人事関連の今年の傾向について、私の予測を3つ」あげていました。これらに関して、実際のところどうだったのかを自己評価してみたいと思います。
詳細は、↓の記事を参照
結果:今年やりたいこと
まずは、1月に「今年やりたい」と記載したことについて取り上げたいと思います。
法人化
これは、2月に実現しました。法人化するまでの準備および役所での手続きや、銀行口座開設などに関しては、6回にわたって記事にしたのでご覧になられた方もいらっしゃるでしょう。
手続きそのものはあっけなかったのですが、そのための準備に多くの時間を費やしました。会社の設立というのは滅多に無い機会だと思ったので自力でやってみたので、それはそれでよい経験だったと思います。また、これを読み返すとすっかり記憶から抜け落ちている部分もあったので(笑)、やはり「記録する」ことは重要だなと再認識しました。
また、会社を設立してからの給与処理や税納付方法についての検討や試行錯誤についても、別に記事として取り上げていました。
設立日は2月2日で、この日は偶然にも「人事の日」だそうです。人事関係のビジネスを展開している会社としては、なかなか良いタイミングだったと思います。来月末で会社として第1期も終了するので、今後のビジネス展開について検討していきます。
海外の人事関連カンファレンスに参加
これは、9月にラスベガスで開催された「HR Technology Conference & Exposition 2018」に参加したことで実現しました。
3月に参加することを決めて申込手続きをしてから、事前に「ピッチフェスト」についての情報や準備状況などを記事にしました。
現地の様子やセッション内容をリアルタイムでTweetしていたものを、まとめて「記事」にするといった情報発信を行ってから、まだ3ヶ月ちょっとしか経過していないのですね・・・。
このサイト以外にも、@人事様でも参加レポート記事を掲載してもらいました。体系的にこのカンファレンスについて知りたい方はこちらも参照ください。
さらに、ラスベガスのカンファレンスに参加した4名で、参加報告セミナーを今月5日に開催しました。
@nagami_aldoni さんのセッションはじまりました!#jinji_it pic.twitter.com/nim8OOy4FZ
— Wakako Ito | DX・エンジニア採用 (@ito_wakako) December 5, 2018
他の3名のスピーチを聴いて、同じカンファレンスに参加したのに、ここまで違う視点でみていたことにびっくりしました。でも、それによって複眼的にこのカンファレンスを再体験することができたと思います。このセミナーで話した様子などについては、別途、記事としてリリースされる予定です。その際は改めてご報告いたします。
<2019年1月31日追記>
2つのメディア(@人事様、IT人材ラボ様)にて、セミナーレポートがリリースされました。
ブレストパートナー案件を定期的に行う
今年はブレストパートナー的な案件もいくつか実行できたのですが、「定期的」という点は、ちょっとあてはまっていないと思います。どちらかといえば「不定期的」だったので、一部実現したということにします。
また、これに関して、来年はいくつか「日程・時間枠」を事前に用意して申し込める形式が取り入れられないかを検討したいと思います。ツールや自分自身のスケジュールなどいろんな兼ね合いがあると思っています。
予測結果:今年はこうなる!人事関連の3つの傾向
次に年初に予測した「人事関連の3つの傾向」について、自分なりの解釈を記載します。
人事部門の環境・状況が二極化
改めて年初に記載した内容を読み返してみました。
- 企業を取り巻く環境や社員のニーズをキャッチしながら、必要なものは残し、新たなものを取り込みつつ、同時に不要なものや状況にあわなくなったものを、修正・廃止していく「変化し続ける」会社
- 一度導入した仕組みをそのまま運用し続けることによって、変化についていけない(ついていかない)会社
この2つの差が開いていくことを予測したのですが、これは確かにその通りになったと感じています。実際、私が関わった会社の中でも両者が存在していました。これによる影響はすでに出ているかもしれないし、これからより顕著になっていくのかもしれません。ただ、どちらがよいのかといえば・・・自明ですよね(笑)?
HR Techサービスの緩やかな統合
1月に、私は「企業の買収などによる会社法人の経営統合の動きは全くないとは言い切れません。」と記載しました。いくつかそういったケースもあったのかもしれません。
実際には、「業務提携」が多かったようです。例えば、先月リリースされた「人事労務freeeとSlackが連携開始」のようなケースです。このように相互に補完しあう、相乗効果がはかれるサービス同士がのデータ連携ができるのは、今後の導入におけるポジティブな検討材料になると思っています。
働き方改革の具現化
これは、具現化が進行中といったところでしょう。「複業」という単語もだいぶ定着してきたし、周囲でそういったライフスタイルをとっている方も増えてきているなぁと実感しています。年初に
働き方改革のそもそもの目的は「フルタイムで働くだけではない多様な働き方を実現させる」こと
であると私は定義していますが、さすがに1年では「具現化」「実現化」まで完了しているとは言えないでしょう。しかし、その方向には明確にむかっていると思っています。働き方改革関連法も来年4月には施行されます。
年初に決めたことや予想について、年末に振り返ってみるのは結構面白いですね。来年もよろしくおねがいいたします!!