先日参加したオンラインセミナーは、「リモートワークにおける納得度のある評価制度」についてがテーマでした。普段はメモをとりつつ、気になることや印象に残ったことをツイートするのですが、この時はメモ替わりに全てツイートしました。
そのため、上から読んでいくとこのセミナーがどんな内容だったのか、そして、それに対して私がどう感じたのか・・・といったことがわかります。
セミナー内容と所感
「リモートワークを続ける中での人事上の問題」でもっとも認識しているのは人事評価、その次がエンゲージメントと人材育成でほぼ同数。
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↑これは、参加者にアンケートをとった結果を見た感想です。
すなわち、マネジメント手法の変更が必要となってくる。職務・行動・成果の明確化
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リモートワークが中心になることで、マネジメント手法の変更が必須となり、それは職務を明確にするジョブ型雇用に変化していくことにつながります。
既に経団連からも「日本型雇用慣行の見直し」は2019年に出ていた。その背景としては、専門能力や知的産業が育ちにくい、新卒一括採用の手間、人材の流動性の無さ、年功賃金のコストがかさむ。
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過去に成果主義を導入した企業は多かったが、うまくいかないケースが多かったといったことをおっしゃっていた。
会社がキャリア・人間関係・アイデンティティまでを提供していたが、個人がそれらを自分自身で獲得することが求められている。
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対象者の行動について、仕事振りを知る他社から360度フィードバックなどで見える化することも有効
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「他社」ではなく、「他者」ですね・・・。
ジョブ型人事評価の解は、「360度評価」だけなのだろうか?
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自社サービスの話につなぐためとはいえ、「360度評価」以外の選択肢(案)が提示されないのは、テーマに対するセミナーとしては片手落ちかと。成果をはかることに軸を置く、OKRを取り入れて評価の参考にする、など考えられることは色々あるかと。
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ジョブ型雇用における人事評価の手法として「360度評価」を取り入れることは、ソリューションの一つではあるが、それ以外のことに全く言及していなかった点は疑問に感じました。
とはいえ、全体の内容はまとまっていたセミナーだと感じました。
参考
ジョブ型雇用に関する記事を過去にリリースしていたので、その件をさりげなくその場でツイートしておりました(笑)。
【参考】「アフターコロナで変わる働き方~「メンバーシップ型」から「ジョブ型」雇用への移行~」というタイトルで、ジョブ型雇用に関する記事も書いています。https://t.co/KNQLbKjiAV
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