まだ正式にはアナウンスできる段階ではないのですが、現在行っている事業とは別に、学生時代の同期何名かと出資して会社を設立しようとしています。私自身のビジネスが大きく変わるわけではないのですが、少なからず影響を及ぼすだろうと思っています。いわゆる「相乗効果」とをねらっているというのが適切でしょう。
ビジネスを展開していく上で必要となる、名刺をつくることになりました。その時に、短い期間とはいえ、「自分にとってのプロフェッショナルとは何か?」を考える機会があったので、そのことを記録しておきたいと思います。
名刺記載要件再び
昨年9月に独立する前に名刺を作成しようと思った時に、あれこれと考えた(かつ決定させた)ことがありました。
今回、各自の名刺を作るに際して、再びこの「名刺要件」が発生しました。とはいえ、今回はロゴなどのデザインは別の方がやってくれていたり、メールアドレスもドメインを取得していたので容易に決まりました。以下の2つを考える必要が出てきました。
- 名刺の紙の色
- タイトル
紙の色はメンバー全員同じかとばかり思っていたのですが、そこは各自で自由に考えろ・・・とのこと。自分の好きな色で、かつ、ロゴが映えるように・・・という視点で、カラーコード表を見ながら決めることができました。これは比較的簡単だったと言えます。
もう一つ考えなければいけないのが、「タイトル」でした。
自分がどう関わっていきたいのか
こちらは簡単なようでなかなか悩ましいものでした。社内でも、明確なルールはなく、「社内における役職/今後自分が想定している活動をふまえて決める。あえて自分の本業を前に出しておくのアリ」という方針だけでした。すなわち、
何でもよい
ということでもあります(笑)。独立時の名刺を作成した時は、「人事コンサルティング」「人事プランニング」「人事における社外の参謀」といったイメージはあったので、それが他人に伝わりやすいタイトルにしようと思っていました。ある種、「ゴール」が決まっていたので、それほど時間はかからなかったと記憶しています。
今回は、ほぼ制約が無いので、かなり検討に時間をかけました。結果として
人事プロフェッショナル/ディレクター
としました。この共同で作った会社は、人事に関連する事業も行う予定(は未定)があり、かつ、「人事のプロ」という面からの貢献も期待されているからです。
ここで「スペシャリスト」「コンサルタント」「プランナー」ではなく、あえて「プロフェッショナル」としたのは、私が私にたいして若干プレッシャーを与えつつ、そのタイトルに見合った仕事をしていきたいという想いからです。
プロフェッショナルとは
改めて、プロフェッショナルとは何か?ということをこの機会に考えてみました。人によっていろいろ考え方や定義内容は異なることはともかく、
周囲から認められること。そのためには、まず最初に自分がプロフェッショナルであることを認識すること
ではないかと思いました。周囲から「プロである」と認識されることも重要ですが、そのためにはまず最初に自分が「プロである」と思うことからはじまるのではないかと。
そのためには、「スキルも重要だが、当たり前のことを確実に継続してできること」「自分の満足よりも、顧客の満足のためにできること」の二つのマインドというかコンピテンシーが備わっていることが必要だと思いました。
もちろん、人によって考え方は違うだろうし、私自身の考えも変わってくるかもしれません。そのため、これはあくまでも「2017年12月時点の私の考え」、としておきたいと思います。