サービスメニューについては、事業会社で勤務していた時に思っていた「こういうのがあればなぁ」というものをベースにして、それを具現化しています。今回は、「個別コンサルティング・ブレストパートナー」に関して、ご紹介したいと思います。
ブレストパートナーはより良い案の作成に役立った
これは、事業会社の人事部門で人材開発を担当していた時のことです。次年度の研修体系の見直しを行うことになったのですが、その際に、数か月前に入社してきた組織開発担当者と何度かブレインストーミングをする機会が何度かありました。それによって、「組織における自社の問題点(仮説)」や「それに対する人材開発における解決策」の素案を作成することができました。一人であれこれと悩むよりも、いろいろと話すことによって新しい気づきがありました。これがうまくいった理由は、以下のことではないかと思っています。
- お互いにキャリアのバックグラウンドが似ていた
- 会社の在籍期間は私が9年、相手が数か月だったので、「会社内部の状況・環境」と「新たな視点」がバランスよく混ざった
- どちらの業務にも関係することなので、時間をかけることができた
人事部門にはそれなりにスタッフがおりました。しかし、人材開発に対してある程度経験がある人はとても少なかったうえ、さらに担当業務は人材開発ではなかったので、「ブレストパートナー」になってもらうのは、(担当業務外のことで、かつ時間もかかるため)少々難しかったのです。
そういった事情もあったので、このディスカッション経験は、とても良い成功体験だったと思っています。私自身が、「ブレストパートナー」があったら是非活用したい!と思ったので、サービスメニューとした次第です。「自社に似たようなバックグラウンドの方がいない」「課題解決策を検討するのに、新たな視点や観点も入れたい」といったケースではかなり役立てるかと思っています。
ブレインストーミングが何なのかはこちら↓を参照
人事の仕事をしていると言うとあれこれと相談されることがあった
プライベートで人と話す時に、職業のことを話すこともありました。その際、「人事で働いている」と言うと、その後、人事関連のことを聞かれることもありました。(これは、今でも同じかと。)
それこそ、「退職時の有給消化はどうすればいいのか?」「こういうのは、ハラスメントではないか?」とか「転職時の諸々の対応事項」について聞かれました。即答できるものもある一方、「自分の会社の人事にはちょっと聞きにくい」「辞める意思があることが、他には知られたくないけど、いろいろ相談に乗ってもらいたい」といったことをおっしゃられることもありました。また、結果的に長時間話すことになったことも・・・。
もともと、個別コンサルティングは「人事部門を対象に人事関連のスポットコンサルティング」として検討していました。ただ、人事関連のことを相談したいけど自社の人事部門には聞きたくない、ということもあるのかと思い、それならば「人事部門以外の方」も対象とすることにしました。
自分にとっての当たり前が他人にとっての当たり前とは限らない
会社の同僚に、「業務の標準化がうまい」と言われたことがあります。できる限り自分の業務を効率的にすることによって、勤務時間を減らすこと(=早く帰ること)が目的でした。私にとっては当たり前のことも、他人からみれば「知って得すること」かもしれません。それを共有することで、誰かのお役に立てるならばよいかなと思った次第です。
たしかに私がこのWebサイトを作成するのに、いろんな方のWebサイトから知識や経験を得ることができました。あれも、その筆者にとっては「当たり前」のことだったはず。その一方、私にとっては「新たに知った=当たり前ではなかったこと」でした。←これも、そのうち私から情報が提供できるようにしたい。
法人・個人を問わず、「個別コンサルティング・ブレストパートナー」の詳細については、こちらをご覧ください。