独立して初めての新年をもうすぐ迎えます。今まで年賀状はほとんど出さなかったのですが、今年(というより来年の年明け)は、独立したことをお知らせする機会がなかった方々をメインのターゲットとして年賀状を出すことにしました。
年賀状印刷サイトを検索
既に年賀状デザインが印刷されたものを購入して、自分で宛先やコメントを記入することも考えました。こういうものだと枚数決める=ある程度、誰に出すのかを確定させる必要があります。しかし、実際に必要とした枚数と乖離すると、年賀状が余ったり微妙に不足することになります。
そこで、他に何か方法がないのか調べてみました。その際に、定めた「要件」は以下の通りです。
- 必要枚数がこちらで指定できる
- デザインを選んでコメント(あいさつ文)を入力することができる
- 宛先を登録すれば、印刷してくれる
- 代理で送付も行ってくれる
ここ数年、文具店などでデザインが印刷された5枚1組のものを購入していましたが、その間に時代は「進化」していたのですね(笑)。デザインの選択・カスタマイズ・宛先指定による代理送付・費用の決済まですべて完結するサイトがいくつかありました。しかも、1枚からオーダーできるので、年賀状が余ったとか足りないということもありません。まさに、要件を全て満たしておりました。
最終的に私は年賀状作成や発注を全てPCで行いました。しかし、中にはスマートフォンアプリも用意されているサイトもあり、場合によっては、スマホで年賀状作成もできます。メールやSNSが普及したことによって、年賀状そのものを書く人は減少したかもしれませんが、そういったツールをうまく取り込むことで、年賀状の新たな需要を引き起こすことができているのかもしれません。やはり、長年かけて定着した習慣というのは、そう簡単になくなったりはしないのですね。
実際に使ってみた
まず、宛先に関しては過去の年賀状を写真撮影すると、住所などを取り込んでくれるというサービスがあったことが驚きです。ただ、私が使おうとする時点では既にサービスは終了していたので、実際には使うことはできなかったのですが(笑)・・・。
とはいえ、宛先はPCで入力やコピペをすることで作成することができました。既に、宛先一覧があれば、Excelファイルで取り込むファイルを作成して一括アップロードもできるらしい。ここまで対応できていれば十分でしょう。一度作成すれば、来年以降も再利用できます。
デザインは選択するのに迷うくらいの種類があった上、スタンプや定型文なども追加してカスタマイズすることで、オリジナリティーを高めることもできます。さらに、手書き文字を画像として取り込むこともできたので、私は自分の名前だけは自筆画像(というのか?)にして、年賀状に取り込みました。
決定したデザインを指定しても、各個人ごとにメッセージなどを変更することもできます。そのため、ある特定の人だけ、ちょっとコメントを変更したいという細かい要望にも対応できます。
今後改善してもらいたいと思ったこと
とても便利なサイトだったので、すんなりと年賀状作成を終えることができました。その際に、今後改善されるうれしいなと思ったことを記します。
メッセージを入力すると原則として一行で表示されてしまいます。そのため、改行は全て自分で行わないといけなかったのは、ちょっとだけ不便でした。とはいえ、長文を書いたわけでもないので、慣れればそういうものかなと思いました。
写真を挿入できるデザインは、家族写真を前提としているのか、複数枚登録することを前提としているものがほとんどでした。1枚だけ写真が挿入できるようになるか、写真1枚のデザインの種類がもう少し増えてくれることを期待しています。
私が今回使用したサイトはこちらです。郵便の本家はさすがでした。
【2021年3月30日追記】
「はがきデザインキット」は規模を縮小したのか、宛先への代理送付は止めたようです。そのため、2021年の年賀状の際は↓を利用しました。