先日参加したセミナーでGoogle検索について学んだ内容を実践したところ、検索による表示回数とクリック数が上昇しました。
Google Search Consoleの使い方を知らなかった
このサイトでアクセスが多い5つの記事を、日次単位でランキングにしてトップページに表示させています。それによる動向は理解しているのですが、どういう検索ワードによってこのサイトにアクセスされているのか・・・というところに着目していなかったと思います。Google Analyticsについては、操作していくなかでどういった情報を提示しているのかもわかり、指針になっていました。
その一方、Google Search Consoleに関しては、使えるように設定はしていたものの、それをどのように使うのかを理解していなかったので、ちょうどいい機会だと思い、「Googleの中の人に直接聞ける〜フリーランスのためのウェブ集客勉強会〜」というタイトルのセミナーに参加することにしました。
セミナーで学んだことはシンプルだった
Google検索におけるポイントはいたってシンプルでした。以下の3つです。
- 良いコンテンツをつくる
- コンテンツをGoogleに伝える(Search Consoleを使って確認あるいはインデックス登録をリクエストをする)
- モバイルに取り組む
モバイルとPCでは見る時間帯や目的が異なるので、合算した数値では意味がないので、フィルター機能でわけて表示させた方がよいとのことです。しかも、それがGoogle Search Consoleで簡単にわかるようになっていたとは・・・。
文字数と検索表示順位は関係なかった
文章の文字数、出現頻度、あんまり意味ない。
長い記事が多く作られてるから、結果として長い記事が上位表示されているだけ。
表面的なものを狙っただけでは長い目で見たら順位は下がるので、最適な情報を提供すべき。#SEO
#フリーランス協会— 吉田哲也/Web屋🏄🏻Webマーケ×制作×思考整理 (@tetsu8yoshida) February 18, 2019
検索ワード「ATD」のCRTが低かった
セミナー終了後に、改めてGoogle Search Consoleにて検索キーワードを確認しました。すると、記事も多くリリースしており、検索結果として表示される回数が最も多いのにクリック回数は10番目という「表示されているのに照会されない」ワードがありました。それが・・・
でした。
改善を試みた
具体的には、記事の説明文に相当する「メタディスクリプション」において、記事のはじまりをそのまま表示させていたのを止めて、新たに説明文を作成しました。
【修正前】昨年10月くらいに、「来年5月(2017年5月)にATDに参加します」という記事を書きました。ずいぶん先のことだと思っていましたが、あと2ヶ月半となり・・・
↓
【修正後】毎年5月にアメリカで開催されるATD ICE のイベント構成やセッションの種類、参加方法といった最初におさえておきたいATD-ICEの全体像を記載しています。
また、カテゴリーの「ATD」についても説明を付け加えました。その後、Search Consoleの「URL検査ツール」にて、Googleにページを変更したことを伝えました。
さらに、別の記事についても、メタディスクリプションとタイトルを修正しました。特にタイトルは「リストラクチュアリング」という単語を使っていたのですが、これを馴染みのある省略語の「リストラ」に変えました。
表示回数とクリック数が上昇した
「テコ入れ」をしてから1週間ほど経過したので、状況を確認したところ、表示回数とクリック数が上昇していました。修正をした期間の前の1週間と比較して・・・
CTR(クリック率)が0.1%アップしました!
まだまだ誤差レベルですが(笑)、短期間でも状況は改善されたと思います。コンテンツの拡充につとめていけば、結果はついてくるだろうと信じ、精進します。