Google Search Consoleについて学んだことを実践してみたら、表示回数とクリック数が上昇した

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この記事を書いた人
Nagami@Aldoni Inc.

事業会社、コンサルティングファームの両面から人事に20年たずさわった経験を活かして独立。人事領域全般のコンサルティングを主な事業としているアルドーニ株式会社の代表。

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先日参加したセミナーでGoogle検索について学んだ内容を実践したところ、検索による表示回数とクリック数が上昇しました。

Google Search Consoleの使い方を知らなかった

このサイトでアクセスが多い5つの記事を、日次単位でランキングにしてトップページに表示させています。それによる動向は理解しているのですが、どういう検索ワードによってこのサイトにアクセスされているのか・・・というところに着目していなかったと思います。Google Analyticsについては、操作していくなかでどういった情報を提示しているのかもわかり、指針になっていました。

その一方、Google Search Consoleに関しては、使えるように設定はしていたものの、それをどのように使うのかを理解していなかったので、ちょうどいい機会だと思い、「Googleの中の人に直接聞ける〜フリーランスのためのウェブ集客勉強会〜」というタイトルのセミナーに参加することにしました。

セミナーで学んだことはシンプルだった

Google検索におけるポイントはいたってシンプルでした。以下の3つです。

  • 良いコンテンツをつくる
  • コンテンツをGoogleに伝える(Search Consoleを使って確認あるいはインデックス登録をリクエストをする)
  • モバイルに取り組む

モバイルとPCでは見る時間帯や目的が異なるので、合算した数値では意味がないので、フィルター機能でわけて表示させた方がよいとのことです。しかも、それがGoogle Search Consoleで簡単にわかるようになっていたとは・・・。

自サイトにてPCとモバイルでのアクセス状況を確認してみたところ、全く状況が異なっておりました。「モバイルのCTR」が「PCのCTR」の約2.5倍でした。圧倒的にモバイルによって照会されるサイトだったんですね・・・。また、同じ検索ワードでも、PCとモバイルでCTRに5倍以上も差があったので、なかなか奥が深いです。

文字数と検索表示順位は関係なかった

↑参加されていた方のTwitter
 
1記事あたりの文字数や画像数によって検索結果の順位が上にくるということは無いとのことです。一定数の文字数(長文)が必要というより、その内容を表現するために適切な文字数である、すなわち中身が重要とのことです。
 
「SEO対策のため、文字数はXXXX字以上にしてほしい」という依頼をする=そもそもSEOを理解していない方(会社)と疑ってもよいでしょう。
その他、サイトの速度に対する考え方や「手動に対する対策」における報告ポイントといったことについてもレクチャーを受けました。詳細は、他に参加された方のTwitterをまとめたtogetterにまとめられているので、ご参考にしてください。

検索ワード「ATD」のCRTが低かった

セミナー終了後に、改めてGoogle Search Consoleにて検索キーワードを確認しました。すると、記事も多くリリースしており、検索結果として表示される回数が最も多いのにクリック回数は10番目という「表示されているのに照会されない」ワードがありました。それが・・・

ATD

でした。

5月にATD-ICEに参加するのに、これはまずい!

改善を試みた

ATD関連の記事の中でも、ATDの概要やプログラム構成について取りあげたこちら↓が、「検索されているのにクリックされていない」っぷりが著しかったので、改善することにしました。
3分で理解できるATD。人材開発にたずさわっているなら、ATDを知らなければモグリかも
毎年5月にアメリカで開催されるATD ICE <International Conference and Exposition>のイベント構成やセッションの種類、参加方法といった最初におさえておきたいATD-ICEの全体像を記載しています。

具体的には、記事の説明文に相当する「メタディスクリプション」において、記事のはじまりをそのまま表示させていたのを止めて、新たに説明文を作成しました。

【修正前】昨年10月くらいに、「来年5月(2017年5月)にATDに参加します」という記事を書きました。ずいぶん先のことだと思っていましたが、あと2ヶ月半となり・・・

【修正後】毎年5月にアメリカで開催されるATD ICE のイベント構成やセッションの種類、参加方法といった最初におさえておきたいATD-ICEの全体像を記載しています。

また、カテゴリーの「ATD」についても説明を付け加えました。その後、Search Consoleの「URL検査ツール」にて、Googleにページを変更したことを伝えました。

さらに、別の記事についても、メタディスクリプションとタイトルを修正しました。特にタイトルは「リストラクチュアリング」という単語を使っていたのですが、これを馴染みのある省略語の「リストラ」に変えました。

表示回数とクリック数が上昇した

「テコ入れ」をしてから1週間ほど経過したので、状況を確認したところ、表示回数とクリック数が上昇していました。修正をした期間の前の1週間と比較して・・・

CTR(クリック率)が0.1%アップしました!

まだまだ誤差レベルですが(笑)、短期間でも状況は改善されたと思います。コンテンツの拡充につとめていけば、結果はついてくるだろうと信じ、精進します。

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