フリーランスとしてビジネスを行うには、名刺は必須アイテムと言えます。以前、独立のために必要な準備の一つとしてもあげました。
来月から本格的に稼働するために、最近名刺をつくりました。その際に気が付いたことをまとめたいと思います。
デザインがほぼ無限に存在している
名刺に記載する内容といえば、氏名、住所、電話番号、メールアドレスなど。とはいえ、「これを記載するばOK」というものはなく、正直、何を記載してもよいものです。芸術家のように氏名とタイトルしかはいっていないものもある一方、これでもか!というくらいありとあらゆるSNSのアカウントが記載されているものもあったり、顔写真が挿入されているものも・・・。こういった記載内容は、会社員時代の名刺などを参考にしながら決めることで何とか解決しました。
次にデザイン。いろんなことを考慮しないといけないことに気が付くのに、時間はあまりかかりませんでした・・・。
- 名前の位置(真ん中、左上、左端など)
- 縦書きか横書きか
- 住所、電話番号、メールアドレスといった付随情報の位置
- 文字のサイズ・フォント
- ロゴの有無
- 裏面をどうするか(英語表示、何か一言、白紙のまま・・・)
- 名刺のサイズ(通常サイズ、欧米サイズ、その他)
- 紙の色、種類
名刺作成サイトではできることとできないことがある
オンラインで作成を依頼できる名刺サイトはとても便利です。オーダーすれば、2-3日で手元に届くのがほとんどです。どうやって差別化しているのかは、最初はあまりわかっていなかったのですが、いろんなサイトを拝見することによって、各サイトによってできることとできないことがある、ということに気づきました。
- テンプレートが決まっており、そこに入れる内容だけが変えられるサイト
- 紙の色・種類、フォントがいろいろと選べるが、専門用語が使われすぎて具体的にどんなものなのかはわからないサイト
- Photoshop、パワーポイント、エクセルなどのテンプレートファイルが用意されており、そこに発注者側がデザインを作成しデータをアップロードすると、それがそのまま作成されるサイト
- ベースとなるデザインを選んだ後は、細かい調整はメールなどでやりとりして確定させるサイト
他にもタイプはあるかもしれませんが、私がアクセスしたサイトはだいたいこのいずれかに大別できたと思います。
何が譲れない条件なのかを決めないと砂漠の中でダイヤを探す羽目になる
何か制約があるわけでもないので、いろんなサイトをめぐっているうちに、何が何だかわからなくなりつつあり、そのままでは決められなくなりそうでした。ただ、そのうち自分にとって妥協できる条件と、これだけは譲れない条件があることが見えてきたので、簡単に整理しました。いわゆる、「要件定義」というものです。
- 譲れない要件
- 名刺サイズ(欧米サイズ)
- 裏面は英語表記
- 小ロット(50枚程度)から発注が可能
- 完成イメージを印刷前に確認したい
- 妥協できる要件
- 文字フォント←あれこれとフォントの種類を調べているうちに、デザインに合うフォントであればよいかなと思えてきた
- 紙の種類←ここにこだわりがあるようで、実は全く無いことに気が付いた
こういった紆余曲折(?)を経て、結局、↓にてオーダーしました。
文字の色について調整していただいたうえ、デザインの最終確認のやり取りもとても早かったので、日曜の夜にオーダーして3,4日後には実物が手元に届きました。次回、追加注文する時は既にデザインが先方が保管しているため、簡単にオーダーできるようです。
「結局、どんな名刺にしたの?」と、気になる方は是非とも名刺交換を。