3年連続でATD25に参加します。とにかく準備が成功の8割

ATD
この記事を書いた人
Nagami@Aldoni Inc.

事業会社、コンサルティングファームの両面から人事に20年たずさわった経験を活かして独立。人事領域全般のコンサルティングを主な事業としているアルドーニ株式会社の代表。

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3年連続でATD25に参加することにしたので、今から非常に楽しみです。L&D領域に関する最新の情報を得ることができる貴重な機会だと思っています。今回は、ATD25への参加目的や準備の重要性についてお話ししたいと思います。

今年(2025年)は5月18日~21日にワシントンDCにて開催されます

L&D領域におけるアップデートの重要性

1次情報にふれつつ、自分自身のL&D領域における知識などのアップデートを行うのが目的です。2016年9月に独立してから、会社から指名されて受講する研修は存在しないため、意図的にそういった機会を設けないと、知識やスキルがどんどん錆びついてしまうのではないかと感じています。

特にL&D領域は常に進化しており、新しい技術やアプローチが次々と登場しています。自分自身の成長を促進するためには、これらの情報をしっかりとキャッチアップし、実践に活かしていくことが不可欠です。

現地での情報交換

 ATD25では、多くの専門家や同じような志を持つ仲間と出会う機会があります。現地での情報交換は、非常に貴重な体験です。特に、セッションを受講した後に意見交換をすることで、異なる視点や新しいアイデアを得ることができます。

例年さまざまなセッションがあり、参加者同士でのディスカッションも活発でした。現地での交流を通じて、新しいネットワークを築くことで、今後の活動にも良い影響を与えると信じています。

昨年(ATD24)のセッションの振り返り

 昨年ATD24に参加した際、どのセッションでもAIが取り上げられていました。今年もその傾向は変わらないと思うものの、昨年からさらなる「進化」があるのではないかと推察します。AIは今後ますます重要な要素となるため、それに関連する知見を深めれば、L&Dの実践において大きな強みとなるはずです。

現地からリアルタイムでXにて発信していました。どのようなことを発信していたのか、是非ともご覧ください。今年も可能な範囲で発信していきます。

また、いくつかのセッションの内容をふまえて自分なりに考察をした記事をリリースしています。こういった学びを今年もできればと思っています。

現地渡航前の準備

セッション

ATD-ICE参加に向けての準備は欠かせないものです。具体的には、どの時間帯にどのセッションに参加するのかを前もって検討しておくことです。全部で400以上あるセッションから当日選択するのは、実質的には不可能だと思います。そのため、事前に何らかの、興味のあるテーマをリストアップしておくと良いでしょう。

セッションの選定に関しては、色々な方法があると思いますが、私は以下のような方法で行っています。セッションには「トラック(全部で13種類)」とよばれるカテゴリーが割り振られているので、メインとなるカテゴリーを3~4つ選んで、「トラック毎に参加したいと思うセッションをあげて、日時・時間帯毎にプロットし」→「各時間帯毎にどのセッションに参加するのかおよびバックアップ候補」を決めるようにしています。

さらに、気になるワードを入力してセッションを検索して、「候補」を追加しています。

今年は「Career Development」「Future Readiness」「Learning Technologies」を中心に選定しつつ、最終的には「Leadership & Management Development」や「Managing The Learning Function」などのトラックのセッションも選定しました(2025年4月17日時点)

当日変更することもあるので、「主な候補」といった感じでしょうか

スピーカー

General Sessionのスピーカーについても事前にどんな方なのかを調べたり、(時間が許す範囲で)著書を読んだり・・・といったことも行う予定です。どんな内容を当日話すのかはわからないものの、今までどのような考えを世間に示していたのかといったことなどを知っておくことは有益かと思います。ATD25は以下の3名が登壇されます。

  • Simone Biles(シモーネ・バイルズ)
  • Amy C. Edmondson(エイミー C・ エドモンドソン)
  • Seth Godin(セス・ゴーディン)

Simone Biles氏はリオデジャネイロオリンピックに出場した体操選手、Amy C. Edmondson氏はリーダーシップ・チーム編成・組織学習を専門とする学者、Seth Godin氏はマーケティングの専門家であり、著作家です。それぞれの視点からどんなスピーチを行い、そこにどんな共通メッセージがあるのか、今から楽しみです。

現地で情報交換などできる方々も緩く募集

今回もラーニングチームのメンバーとして参加します。メンバー間での情報共有や気づきが得られることを期待しています。それ以外にも、お互いに参加したセッションの感想などが情報交換できればと思っているので、よければご連絡ください!

帰国後になりますが、このサイトでも何らかの形でアウトプットを示すつもりです。現地では、↓のように過ごしており、かなりタイトなスケジュールで過ごすことを想定しています。

サムネイル画像は2019年のATD-ICE(同じワシントンDCでした)に参加した時に撮った写真です

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