コロナ禍などの事情もあり、なかなか参加が難しいと思っていましたが、2022年9月にラスベガスで開催されるHR Tech Conf & Expoに参加することにしました。2018年以来4年ぶり2回目。既に航空券・ホテルは手配済みで、カンファレンスの参加手続きも完了済みです。
その理由やきっかけを記載したいと思います。
一次情報にふれる重要性
昨年(2021年)8月にオンラインでATD21に参加しました。時差があったもののオンデマンド配信などもあったので、日常業務の合間に多くのセッションを観ることができました。さらに、3ヶ月後くらいに開催された報告会にて、「共有したいこと」を話す機会がありました。
8月末に実施されたATD21(私はオンライン参加でしたが)の報告会が来週開催されます。私もほんのちょっとだけですが、スピーチする予定です。
11月30日(火)午後6時からオンラインです!https://t.co/bSAccNOkjC— Nagami@Aldoni Inc. (@nagami_aldoni) November 24, 2021
上記報告会のアンケートコメントを後日共有いただいた中に、こういったものがありました。
確かにそういった部分もあります。間違いではありません。しかし、カンファレンスの内容は多岐にわたっており、「コロナ禍で変わった」ことを扱ったセッションもありました。
ATDなど大規模のカンファレンスの報告会においては、話者が「理解したこと」「話したいこと」「共有しやすく話しやすいもの」や「自分が言いたいことに合致している」ことを、話す内容として選んでいると思います。すなわち、「ある一部の面」だけにフォーカスしています。
さらに、「参加者のバックグラウンドがバラバラ」で「限られた時間(今回与えられたのは10分程度)」といった状況下では、「共有しやすく」「準備に時間をそれほどかからない」テーマを話者は選び、「自分自身の理解が腹落ちしきっていない新たなもの」はいったん見送る傾向があります。
そうなると、「本当の様子は実際に見ないとわからない=一次情報にふれることが重要」ではないかと思います。上記のアンケートには「トレンドがコンパクトにまとまっていた」というコメントもありましたが、これも裏を返せば、「話者がトレンドと認識しなかったもの、あるいは認識できなかったものは割愛されている」ことでもあるわけで・・・。
オンラインセッションの続きを知る
今年3月に「HR Tech Virtual」というオンラインカンファレンスが開催されました。コロナ禍によって一気に構築した「オンラインカンファレンスの仕組み」を有効活用しており、過去に私もアクセスしたことがあるポータルサイトを使って、オンライン参加しました。
このオンラインカンファレンスにて、Josh Bersin氏による「The Ten Even Newer Truths Of the HR Technology Market」というタイトルの基調講演を聴きました。詳細はこちらの記事にあがっています。
この講演は「時間の経過に伴って内容をリバイス」したものなので、2020年くらいから現在までの間に彼の講演を聴いたことがある方にとっては、「大枠に関しては聞いたことがある」ものです。しかし、その中に彼ならではの意見が入っており、さらに毎回ブラッシュアップされています。
そのため、「一つのシステム(サービス)で完結することはできない。組み合わせて使う」「業務の流れの中で学習する」といった、彼に限らず各所で言われていることがある一方、「インドのDarwinboxに注目*」「何らかのシステムを導入する際に、マイクロソフトに該当ツールがあるかどうかを確認した方がよい**」といった新たな知見についてもふれていました。
この基調講演の中でメタバースについて取り上げており、「人事領域においても十分に活用できると思い、素晴らしいケーススタディが秋には紹介できるだろう」とおっしゃっていました。それは是非ともどんな内容なのかを直接知りたい!
コロナ対策も行う
当然ですが、コロナ感染予防対策はしっかりと行います。例えば以下のようなことです。
- 既に3回目のワクチン接種も終えています
- コロナ感染の際の治療費も対応した海外旅行保険に別途加入する予定です
- カンファレンス参加がメインなので必要以上に出歩かない
日本帰国後の隔離も無くなり、段々と何を準備・対策しておけばよいのかといったナレッジも増えてきたのでそういったものを活用していきます。カンファレンスに関する準備も併せて行い、ここでも色々と発信していきたいと考えています。