仕事上で関わる人の言動でヤバい3つのケースと対応方法

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この記事を書いた人
Nagami@Aldoni Inc.

事業会社、コンサルティングファームの両面から人事に20年たずさわった経験を活かして独立。人事領域全般のコンサルティングを主な事業としているアルドーニ株式会社の代表。

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色々な方と接点を持つことが多いのですが、たまに「この人(会社)はヤバい」と思うことがあります。そんな時に、↓のツイートをお見かけして、そうそう!!と首がもげるくらいにうなづいてしまいました(笑)。

今回は、これらの「ヤバい」ケースとその対処方法案を私見ですが取り上げたいと思います。

日程調整に時間がかかる

先方は10人くらい同席させようとしているのか?、それとも何か事故にでも巻き込まれたのか?と思うくらい、全くレスが無いときがあります(実際は、向こうも1-2名であることがほとんど)。理由は色々あるので、一概には断定できません。ただ、ビジネス上の打ち合わせ日程を決めるだけなのに、理由の説明もなく1週間近くかかるのは明らかにおかしいわけで・・・。

たいてい、いくつか日程候補をこちらから提示しているので、「(候補としてあげた)仮ブロック日程」があることによって、こちらの動きにも地味に影響が出てきます。具体的には、他のアポイントを入れようとするときに「(候補としてあげた)仮ブロック日程」を外さざるをえないことによって、選択肢が狭まります。

また、こういった「日程調整に時間がかかる」ケースの場合、候補日程における最初の日時をむかえてもレスがないことも(笑)・・・。

レスが無い場合は、随時日程候補のアップデートを連絡するようにしています。他のアポイントもあまり気にせずに入れてしまい、状況が変わったら「XX日は他で予定がうまってしまったので、以前候補にあげた日程からははずしてください」といった連絡をするだけ。

メールなど電子情報をあえて紙に出力させる

平成後期・令和になってもこういう方は、たまにいます。タスクがあふれかえっているのか、メールを送っても全くみていないばかりか、「紙に出して机に置いておいて」って・・・。

そんなことしたって、絶対見ないだろ!!

印刷することなど想定していないので、印刷するためにページレイアウトそのものの調整をする(特にエクセル)といった、本来ならば発生しないタスクが生じることに無駄を感じないのか?と思います。ただ、そういうことを言う人は、「何が無駄」なのかといったことを考慮できない人がほとんどです。

後でまとめてみる時に便利といった意見もありますが、その紙を会社外で落としてしまったら情報漏洩そのものなので、リスクしかない。スマホやタブレットで照会していた方が、リスクは低いはず。

私より世代がかなり上の方ならば、致し方ない部分もあるでしょう。しかし、これが自分と同じくらいの年齢の方だと、「どういう社会人生活を過ごすとその発想になるのか」を紐解きたくなります(笑)。

印刷したものを渡してすむなら、まずは対応してもよいでしょう。ただ、それで解決することはなく、きっとその方がボトルネックとなって進まないことの方が多いかと思いますが・・・。

やたらと「全て」を連呼する

例えばシステム刷新の際に、「データ移行範囲について」をディスカッションする際に「(現在のシステムにある)全てのデータ」「必要なデータ全て」というように範囲を限定せずに「全て」と唱える人っていませんか?

理由をたずねると「大切だから」「業務上使うから」と、浅い理由しか述べず、「全て」が何を指すのかを確認しても、「全部といったら全部」「ここに入っているもの」というように具体例が全くあがってこない・・・。

要するに何もわかってないのです。

そのシステムにどんなデータが格納されているのか、そして、何を使っていて(過去に使っていたとはいえ)今はもう使わなくなったものが何なのか、といったことや、保管期限をどの程度設けるべきなのか、といったことが。

こういう方が上司にいると厄介以外のなにものでもありません。指示や依頼が「全て」という言葉によって「それっぽく聞える」けど、「具体性も意味もないもの」だからです。

とにかく、「全て」の中身をできる限り明確にすることが肝要でしょう。こちらから、「これとあれ」といったように具体的なことを例示していくと、急に思い出したように他のことがあがったり、「それは違う。こういうことで・・・」というように展開するでしょう。人間は、「異なったことを言われると正したくなる」性質がありますから(笑)。

できることをやりつつそれとなく距離を置く

3つのケースをあげましたが、変に反発的な態度をとるのではなく、こちら側でもできることはやりつつ、それでもたいした変化が無ければ距離を置けばよいかなと思っています。たぶん、根本的な仕事のスタイルが異なっていることは間違いないので^^

みなさまのまわりにもいますよね?こういう方(笑)。

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