法人決算・申告・法人税クレジットカード納付をクラウドシステムで今回も自力で完了

法人化
この記事を書いた人
Nagami@Aldoni Inc.

事業会社、コンサルティングファームの両面から人事に20年たずさわった経験を活かして独立。人事領域全般のコンサルティングを主な事業としているアルドーニ株式会社の代表。

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1月末が決算月の弊社。決算から2ヶ月以内に必要書類を提出し、税金の納付をしなければいけない決算処理については、今回も自力で行いました。↓前回の対応はこちら。(今回は、「参考書」のように何度も見返しました。)

9月くらいに中間申告納税を行ったので、その辺もふまえた対応をしなければいけないのですが、とんでもないミスをしてしまいました。最終的には、何とかそのミスの処理もでき、無事完了できたので何よりです。

今回も「全力法人税」を使用

マネーフォワード会計の仕訳データをダウンロードして、それを取り込んだ後、一画面ずつ内容を確認していけば、税務署・都税事務所に提出する書類もできあがるところは昨年と同じでした。ただ、以下の2点は、今回初めて対応が必要となりました。

中間申告納税の経理処理

全力法人税では、税金を仮払い処理している経理方法には対応していないとのことなので、年度末で費用振替え処理を行いました。確かに、これを行わないと、前期の仮払い税金=前期の税金に充てられるはずのものが、次期の開始仕訳に入ってしまって常識的に考えておかしなことになります。

中間申告納税の全力法人税での処理

会計帳簿の方で費用計上しましたので、「法人税等の納付状況」画面では、「当期発生税額」と「損金経理納付」の列に納めた金額を入力します。

参照:法人税等の納付状況入力マニュアル|全力法人税

ここで入力した金額に間違いがあったことに後で気づく・・・

地方税の納税はすんなり

納付書類一式が送られてきたので確認しつつ、提出書類は全て「全力法人税」の帳票で準備しました。その後、既に恒例行事となった徒歩10分程度の都税事務所に行き、納付書を発行してもらいました。これを使ってクレジッドカード納付を行うためです。

国税の納付直前に誤りに気付く

3月に入ってから、税務署から納付書類一式が送られてきました。実際には、マネーフォワード会計から出力した決算書と、「全力法人税」から出力した帳票を使って提出するだけ・・・・のはずでした。

税務署からの送付状に、「御社の中間申告納税はXX円でした」とわざわざ記載されているところがなぜか気になったので、念のために「全力法人税」から出力した帳票と同額であることを確認してから提出しようと思いました。そしたら・・・

地方法人税は同額だけど、法人税は金額が異なっている!

このような「嫌な予感」というのは、どうして的中してしまうのでしょうか(笑)?「全力法人税」に中間申告納税額を入力する時に、転記する数字をまちがえていたことが原因でした。ま、法人税額が異なっているということは、既に出力した帳票を出力しなおせば済むだろう・・・と思ったら、そうは問屋が卸さない(笑)。

法人税額が変わったことによって、それに連動して地方税の納税額も変わることを、その時初めて知りました・・・。

とはいえ、法人税については全て「修正」してから無事に提出。そして、控えも後日返送されてきたので、クレジットカードにて納付して無事完了。

都税事務所に相談

「地方税の納税額が変わった」ことによって、多く納めている、いわゆる「誤納」であることが判明しました。金額にすると1000円にも満たないものだったので、そのままでもいいのだが、何がどう影響するのかがわからなかったので、都税事務所に相談の電話をかけました。

なかなか状況が複雑だったのでその状況説明に時間を使いつつ、私自身の税に対する理解不足をキャッチアップしていきました。結果として「国税の確定申告書の控え」と「第6号様式における修正箇所ドラフト版」を送付することで、都税事務所側で確認を行ってもらい、多少時間はかかるものの誤納分は還付をしてもらえることになりました。ありがたい・・・。

【2020年4月23日追記】誤納分は還付されました。

次は消費税にどう対応するか

今期から課税事業者となったので、来年の今頃は消費税納付にも対応することになりそうです。段々とレベルアップしていく・・・。消費税に関する書類は「マネーフォワード」でも「全力法人税」でも対応していないので、連携している仕組みから鑑みてマネーフォワードのデータを「消費税の達人」にアップロードするのが一番早そう。他に方法があれば、是非知りたいです。まだ、いける。次も、いける。

<2021年3月3日追記>この1年後は、こうなりました。

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