9月に私が参加する HR Technology Conference & Expositionにおいて、スタートアップ企業を対象とした「Pitch fest」が行われます。優勝すると、来年の HR Technology Conference & Exposition 2019の展示会場スペースが提供されるようです。
そもそもPitch(ピッチ)とは、以下のように定義されています。
スタートアップが投資家などに対し自身の製品やサービスを紹介する際に行なうプレゼンテーションのこと。通常のビジネス上のプレゼンテーションが特定の顧客へ相対で行なわれることが多いのに対し、ピッチの場合は初見の相手や不特定多数の聴衆に対してなされるため、細かなデータやファクトの積み上げによるロジックより、共感のしやすさやわかりやすさ、簡潔さなどが求められる。
Pitch festの流れ
応募された企業から30社が選定され、予選が10社ずつ3回(9/11PM、9/12AMおよびPM)行われます。1回の予選につき2社が選ばれ、本選に進みます。予選では、3分間のプレゼンテーションおよび審判からの質疑応答が2分間となっています。
本選は予選を勝ち抜いた6社(2社×3回)にて9/13の午前中に行われます。ここでは5分間のプレゼンテーションおよび2~3分程度の質疑応答という構成のようです。
優勝すると・・・
優勝企業は、9月13日PMの“The Next Great HR Tech Company”に出席し、さらに来年(2019年)の HR Technology Conference & Exposition 2019の展示会場スペースが与えられるようです。
「スポンサーについても募集中」とのことなので、単純に来年の展示会場の提供だけでは終わらない何かも期待してよいでしょう。実際、記事によるとカンファレンス共同議長のSteve Boese氏は以下のようにコメントしています。
Our Pitchfest event gives them the chance to showcase their early-state solutions in front of HR Tech’s audience of angel investors, VCs, HR leaders, industry influencers and more, giving them unprecedented exposure at an early stage.
ピッチフェストは、エンジェル投資家、VC、人事のリーダーたち、業界のインフルエンサーなどといったHR Tech観客者の前で、初期のソリューションを見せる機会を提供しており、スタートアップ企業に早い段階でこれまでにない露出機会を与えることになります。(訳は筆者)
投票への参加
観客も投票に参加できるようです。全体の30%が観客投票によるもので、審判による投票が残りの70%の構成となっています。当日は私も現地にいるため、時間とタイミングがあえば、予選あるいは本選を観戦(?)してみようかと思います。
締め切り
応募要項によると、現時点でサービスとして完成しておらずコンセプトレベルであっても問題ないようです。応募期限は6月29日までで、こちらから応募できます。参加費は無料で、7月30日までに予選に参加できる30団体(個人)が決まるようです。
日本からも応募されるところはあるのでしょうか?応募されるあるいは、実際に予選に出場することになった場合は、是非ともご連絡ください!
<2018年9月19日追記>現地からのTweetをまとめて2つの記事にしました。PitchFestも観ました!